Foo Fightersのドキュメンタリー映画、アメリカで公開されていたのは知っていましたが、気づいたら日本にも来ていて、気づいたらもうその週末で終わりという事態に。 お台場でしかやっていないので、かなり行くのに迷いましたが行ってきましたよ。 Nirvanaへの参加からカートの死による解散、Foo Fightersを作って今日までの歩み、という内容。 「rockin'on 5月号」のデイヴのインタビューが映像になったというところです。 ただ、脱退したメンバーのインタビューなんかも入っていて、そのへんはこれまであまり語られることがなかったことかな(というか、知らなかった)。 デイヴは「ロック業界一のナイスガイ」とか言われちゃっているわけだけど、もちろんそれだけじゃないという生々しさを強く感じました。 バンドを動かしていく上では非情というか、それひどくない?ということもやっているわけで。 一度録音したアルバムのドラムの内容が気に入らず、当時のドラマーに何も言わずに自分が叩いて撮り直しちゃったりとか。 で、「アルバムはこれで出すけど、ツアーは参加してくれ」とか(当然、脱退される)。 メンバーの入れ替わりが激しい中、初めからいて辞めなかったのはネイト(ベース)だけと思っていたけど、実はネイトも一度「辞める!」と言っていたとか(ただし、一晩で戻る)。 あとは、カートとデイヴって性格はまるで違うように思うけど、この2人の関係が今のデイヴとテイラー(ドラム)の関係に似ているなあと思ったり。 でも、バンドのこれまでの道のり、デイヴが背負っているものを感じられて、ファンとしてはなかなか面白かった。 ただ、正直言って、映画館で見る必要があるかどうかは微妙ですな。 別にDVDでもいいかも。あ、アメリカのiTunes Storeではすでに販売しているんですね。 日本もiTunes Storeで販売してほしいなあ。でもウェンブリー・スタジアムのライブが日本のiTunes Storeでは発売されていないところを見ると、無理かな? そうそう、映画館では「Back and Forth」と併せてアルバム「Wasting Light」のライブ映像が3Dで上映されたのですが、うーん、これも別に3Dでなくてもいい。映像自体はアルバム発売当時にサイトで公開されていたものとまったく同じです。 せっかく映画館の大画面だから、もっと音量もバリバリに大きくしてほしかったかな。 ちなみに、わたくし3D映画はこれが初体験。なんか、これを3D映画の基準として語っていいのかわからないなあ…。
by ipodmaru
| 2011-07-20 18:17
| 音楽
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東京都郊外に住まう、iPodやiPhone関連の記事を作成するライター&エディターの丸山陽子のブログです。「iPod Fan iPod nano入門活用ガイド」「iPhoneビギナーズガイド2010」(共に毎日コミュニケーションズ)などを執筆しています。
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